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2017/05/17更新

別居中の不貞行為は慰謝料請求できる?夫や妻が別居中に浮気していた場合

別居中の不貞行為は慰謝料請求できる?夫や妻が別居中に浮気していた場合

夫婦仲が悪くなったりすると、別居をすることもあるでしょう。別居している限り、お互いの生活がどうなっているか見えなくなるので、浮気がしやすい環境ではあります。実際に、別居中に他の異性と・・・なんてことはよくあることのようです。別居中の不貞行為は法的にはどのように取り扱われるのでしょう。ここでは、夫婦の別居について考えてみましょう。

「別居」とは

別居とは、その言葉どおり婚姻関係にある二人が、別々に暮らすことを言います。民法上、婚姻の定義というものが定められていて、その中では、夫婦は同居する義務があることになっています。ですから、正当な理由もなく、夫婦が別居している状態とは、「婚姻の破綻」、つまりは、結婚がうまくいっていないと、法的にも認められる形なのです。そのため、別居中の不貞行為とは、そもそも婚姻関係が破綻しているという事実の上でのことなので、通常の不貞行為とは、また取り扱いが異なるようです。

正当な理由のある別居は「婚姻の破綻」ではない

上記で少し触れたとおり、「婚姻の破綻」に当たるのは、「正当な理由もなく」夫婦が別居状態にある場合です。ですから、正当な理由があり、別居をしなければいけないというな場合は、婚姻の破綻には当たりません。では、正当な理由とは、具体的にはどういった場合なのかというと、下記のとおりです。

  • 親や兄弟、子供などの家族の介護や看護のために別居が必要な場合
  • 単身赴任や長期出張のために別居をやむなくされた場合
  • 夫婦どちらかの病気の療養のために別居をする場合
  • その他何らかの事情で一時的に別居が必要な場合

これらの別居の場合は、別居をせざるを得ない状況になってしまった理由があるので、婚姻の破綻にはあたりません。ですから、こういった形の別居の場合は、普通に同居しているときの浮気とほぼ同じように扱われると考えて問題ありません。

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婚姻の破綻に当たる別居中の浮気

上で挙げたような、仕方なく別居をしたというわけではなく、夫婦の仲がうまくいかなくなって別居をするという場合、別居中に浮気をしてしまうというのはありがちです。お互いの仲が冷え切っているため、別々に暮らせば他の異性と会いやすいこともあり、離婚をする前から別の異性と付き合うという人は少なくないでしょう。もしも、婚姻の破綻にあたるような別居をしているときに、夫や妻が浮気をしていた場合でも、やはり許せないと感じる人が多いようです。しかし、実際に婚姻関係は破綻しているので、気持ちはどうであれ、法的には問題ない気もしますよね。本当のところはどうなのでしょう。

別居中でも慰謝料請求はできるのか

前述のとおり、正当な理由のある別居の場合は「婚姻の破綻」の事実が認められないため、浮気は不貞行為だとみなされ、離婚理由にもなりますし、慰謝料も請求できます。単身赴任や、親の介護中に夫や妻が浮気をしてしまうというのも、ありがちなパターンですが、そういった場合は浮気の証拠さえあれば、浮気をした配偶者からも、その浮気相手からも慰謝料請求ができますので、しっかり証拠を掴みましょう。

ただし、浮気相手の方が、結婚していることを知らされていなかった場合は、浮気相手から慰謝料請求はできません。寧ろその浮気相手と結婚の約束までしているような悪質なパターンだと、浮気相手から浮気夫・浮気妻に慰謝料請求ができることもあります。そういったパターンではなく、婚姻の破綻にあたるような別居だった場合、不貞行為がなくても、そもそも婚姻関係が破綻していると認められるため、残念ながら慰謝料を請求することはほぼできないと考えていいでしょう。

ただし、その別居が相手の浮気が原因だった場合は、別です。別居中に浮気をしている場合でも、その浮気が別居前から継続しているものだったり、浮気が原因で別居をし、別居中に新しい異性とまた浮気をしている場合など、そもそもの別居の理由が浮気である場合は、慰謝料請求可能な場合が多いのです。

ポイントは、やはり証拠があるかどうかです。配偶者の浮気が原因で別居状態になったことや、別居前から同じ相手と浮気していることがわかるような証拠があれば、慰謝料が請求できるでしょう。別居前の浮気については、自分でも証拠をつかむことができるかもしれませんが、別居中だと、なかなか自分で調べるのは難しいですよね。怪しいと思ったら、探偵などに調査を依頼することも考えてみましょう。

グレーゾーンの別居の場合は・・・

婚姻の破綻だと見なされそうな別居状態で、別居理由が浮気に関係なかった場合も、慰謝料請求が可能なこともあります。また逆に、同居していても、まるで別居のような状態の場合に浮気があった場合、慰謝料請求ができないかもしれないということもあります。そんなグレーゾーンの別居とは以下のようなものです。

どちらかが一方的に別居を始めた場合

突然配偶者が話し合うこともせずに別居を始めてしまった場合、勝手に出て行ってしまった側が別居中に浮気をした場合は、慰謝料を請求できる可能性が高いでしょう。そもそも一方的に別居を始めてしまったという点で、その人に非があることになるのです。ですから、一方的に配偶者が出て行った時には、それが一方的な別居であったことを主張しなければなりません。

関係修復のための別居だった場合

なんだか夫婦関係がうまくいかず、少し離れて考えてようというような、関係修復の可能性を考えた別居の場合も、別居中の浮気が不貞行為と見なされることがあります。ポイントは、それが関係修復を考えて行った別居であったかどうかというところです。これを証明するためには、別居前に一筆、契約書のように、その別居の意味を二人の中で取り交わしておくといいでしょう。そういった書面があれば、不貞行為が認められる可能性が高いです。

家庭内別居の場合

家庭内別居とは、同じ家に同居していたとしても、生活を別々に行っていて、基本的なコミュニケーションもないような状態のことです。これは同居ですから、どちらかが浮気をしてしまったら、不貞行為が認められると思ってしまいそうですが、実は家庭内別居はすでに婚姻が破綻しているとみなされるので、慰謝料請求が認められない場合の方が多いのです。ポイントは、同居していても、夫婦としての生活を行なっていないことが証明できるかどうかです。例えば、仲が悪くても、生活費の扶助や相手のための家事をしていれば、婚姻の破綻とはみなされず、浮気をすれば不貞行為にあたります。

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別居をするときには別居前の行動が肝心

ここまでお話ししてきたとおり、別居中の浮気を理由に、慰謝料請求をしたいという場合は、その別居の理由がなんだったのかということが重要です。そのため、別居をすることになったら、その別居の理由が明確になるような証拠を何らかの形で残しておくことをおすすめします。その証拠を使わずに、そのまま離婚してしまったり、逆に夫婦関係が戻るということもあるかもしれませんが、万が一のために保険として、証拠を残しておきましょう。

例えば、相手の浮気が理由だった場合は、別居中の浮気の証拠。関係修復を考えての別居の場合は、それを文書化してお互いにサインをしたもの。別居中であっても夫婦として仲良くしているなら、それがわかるような連絡や会った記録などです。特に他人から見た場合に、婚姻の破綻とみなされそうな別居の場合は、そういった証拠があるかどうかが、慰謝料請求の鍵となるので、別居をするときには慎重になりましょう。

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